自動車の電気トラブルや故障について簡単に説明します。
カークーラーは、今やついていない車はない、と言えるほどどの車にもついています。
また、ヒーターの暖かい空気とクーラーの冷たい空気をミックスさせて、温度を調節するので、エアコンと呼ぶことのほうが多いように思います。
とにもかくにもクーラーが付いているから夏場でも普通に車に乗れるのです。
このクーラーが故障したら、真夏の車の中は地獄と化し、走っている間は風が入ってくるのでまだましですが、信号待ちなどはとても耐えがたくいらいらしてきます。
カークーラーの効きが悪くなったら、ガソリンスタンドや自動車整備工場などで、クーラーガスを補充してもらえばよく効くようになるかも知れません。
しかし、もし乗っている車が年代もので、R12というフロンガスを使っているなら、そう気軽にガスを入れるわけにはいきません。
なぜなら、そのR12というフロンガスは非常に値段が高くなっているからです。
ガスが少し減っているぐらいなら、クーラーガスを補充すればその後しばらくは調子よくクーラーが冷えるでしょうが、空っぽに近い状態なら、ガスの漏れている場所を探して修理しないことには、何度ガスを入れても漏れてしまうでしょう。
新しいガスであるHFC134aというガスなら、ガスが減っているのなら一度ガスを入れてもらい、どのぐらい調子よくクーラーが冷えるのか見てみるのもよいかと思います。
しかし、カークーラーが冷えないのはガスのせいばかりではありません。
まず、重要な部品はコンプレッサーという部品です。
コンプレッサーは、ガスを循環させるためのポンプで、マグネットクラッチという部品がセットになっており、クーラーのスイッチが入るとマグネットクラッチが働いてポンプが働きだすという仕組みになっています。
このマグネットクラッチの不良がよく見られ、クーラーはまったく冷えません。
それ以外で多いのが、コンデンサモーターの不良です。
コンデンサモーターは、ラジエーターとそっくりな形をしたコンデンサという部品に風を送り、コンデンサの中を通っている高圧高温になったクーラーガスを冷やす役目をしています。
ですから、コンデンサモーターが故障すると、高圧高温になったクーラーガスを冷やせないので、クーラー回路を守るためにガスの圧力スイッチが作動し、クーラーのスイッチが入らないようにするので、クーラーが冷えなくなります。
このような原因が多いのですが、まだまだいろんな原因も考えられます。
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